佐々木朗希は「厄介だ」 衝撃の落差114センチ…米識者が脱帽した“1球”

レンジャーズ戦に登板したドジャース・佐々木朗希【写真:Getty Images】
レンジャーズ戦に登板したドジャース・佐々木朗希【写真:Getty Images】

2回1死、138キロフォークで空振り三振斬り

【MLB】レンジャーズ 4ー3 ドジャース(日本時間20日・アーリントン)

 ドジャースの佐々木朗希投手が19日(日本時間20日)、敵地でのレンジャーズ戦に先発登板し、6回78球2安打2失点。救援陣が打たれ、メジャー初勝利はお預けとなったが、三振を奪った鋭い変化球に米専門家も驚きの声を上げている。

 2回1死でピーダーソンを迎えた場面。カウント1-2から大きく落ちてワンバウンドするスプリットで空振り三振を奪った。MLB公式のデータサイト「ベースボールサバント」によると、落差は45インチ(約114.3センチ)。初回は最速94.1マイル(約151.4キロ)で、この試合の最速は96.9マイル(約155.95キロ)と直球の威力は佐々木本来のものとは程遠かったものの、決め球で強烈なインパクトを残した。

 落差が大きい上に、球速も86マイル(約138.4キロ)を計測した1球。ピッチングニンジャの愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏は自身のX(旧ツイッター)に「厄介な86マイル」と映像付きで投稿した。また、7番打者のハリスに対して投じた87マイル(約140キロ)のスプリットについても「意地悪」と表現し、打者の頭を悩ませる武器を称賛した。

 衝撃の“魔球”にファンも騒然。「カミカゼカーブみたいだ」「将来のスター」「彼とウィル(スミス捕手)はお互いに心地よさを感じ始めているようだ」「ドラゴンフォーク」「ドラゴンボール!」といった反応が並んだ。

【実際の映像】落差の大きな決め球が「厄介」…佐々木朗希の1球に専門家も驚愕

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