日ハムドラ1柴田が衝撃の3連続Kデビュー…ザバラが1死しか奪えず7失点、20日のファーム結果

ロッテドラフト1位の西川が2安打

　ロッテは20日、浦和球場で行われたヤクルトとのイースタン・リーグ公式戦に1-3で敗れた。初回、先発の早坂響投手が先頭打者本塁打を打たれるも、その裏に1番のアセベド外野手のが二塁打、2番・西川史礁外野手の適時打ですぐさま追い付いた。

　しかし直後の2回に勝ち越しを許すと、5回には田中楓基投手が追加点を献上。投手陣は全体で2桁安打と振るわなかった。打線も2回以降、得点を挙げられず。チームの連勝は3で止まったが、ルーキーの西川は2安打1打点と奮闘した。

　オリックスはタマホームスタジアム筑後で行われたソフトバンクとのウエスタン・リーグ公式戦に6-3で勝利した。2回に来田涼斗外野手の1号2ランで先制するも、先発・芦田丈飛投手は直後に1点を返され、3回には逆転を許した。

　しかし4回、育成のジャリッド・デール内野手が適時二塁打を放ち、4-3と一気に逆転に成功。さらに、続く河野聡太内野手の犠飛で5点目を加える。河野は6回にも適時打を放った。

　敗れたソフトバンクは3回裏に井上朋也内野手の適時三塁打で同点に追い付き、続く笹川吉康外野手の内野ゴロの間に勝ち越したが、先発・木村光投手が4回5失点だった。

　日本ハムはファイターズ鎌ケ谷スタジアムで行われたオイシックス新潟とのイースタン・リーグ公式戦に2-8で敗れた。

　ドラフト1位ルーキー・柴田獅子投手が公式戦初登板初先発。先頭打者から見逃し三振を奪うと、続く打者に対しては150キロの直球で見逃し三振。そして3番の知念大成外野手は空振り三振と、3者連続三振を奪う鮮烈デビューを飾った。打線はその裏、有薗直輝内野手の2試合連発となる5号2ランで先制した。

　しかし3回、公式戦初登板の育成ドラフト2位ルーキーの澁谷純希投手が無死満塁のピンチを招くと、犠飛と適時打で同点に追い付かれる。2-2で迎えた9回、7番手・アニュラス・ザバラ投手が3連打で無死満塁のピンチを招き、3者連続適時打と犠飛で一挙5失点。その後も勢いを止められず。この回6点を奪われ敗戦した。

（「パ・リーグ インサイト」編集部）

（記事提供：パ・リーグ インサイト）