日本ハム金村が今季2度目の完封…ソフトバンクは5連敗ストップ、20日のパ・リーグ公式戦結果

西武戦に登板したソフトバンク・東浜巨【写真:小池義弘】
西武戦に登板したソフトバンク・東浜巨【写真:小池義弘】

楽天の中島大輔が先制3ラン

 パ・リーグ公式戦が20日、3試合が行われた。ソフトバンクはベルーナドームで行われた西武戦に3-1で勝利。楽天は楽天モバイルパーク宮城で行われたロッテ戦に4-1、日本ハムは京セラドームでのオリックス戦に2-0で完封勝利を挙げた。

 ソフトバンクは1点を追う3回、佐藤直樹外野手の三塁打を機に同点とすると、栗原陵矢内野手の適時打で勝ち越しに成功した。さらに4回には佐藤直が適時打を放った。先発の東浜巨投手は初回に失点するも、7回84球3安打1四球4奪三振1失点で降板した。8回は松本裕樹投手がわずか6球で抑えると、9回裏はロベルト・オスナ投手が3者凡退で締め、3-1で試合終了。連敗ストップとなった。

 一方敗れた西武は、先発・渡邉勇太朗投手は5回81球9安打1四球2奪三振3失点。打線は初回に先制するも、以降は1安打に抑え込まれた。

 楽天は2回、中島大輔外野手の1号3ランで先制。5回裏には、先頭・宗山塁内野手が三塁打で出塁し、浅村栄斗内野手の内野ゴロの間に1点を奪った。先発・古謝樹投手は毎イニング走者を背負うも、6回100球5安打3四球3奪三振1失点の好投でマウンドを降りた。

 7回、加治屋蓮投手が3者連続三振に抑える好救援を見せると、8回は2番手・鈴木翔天投手が無失点でつなぐ。最終9回は則本昂大投手が1死一、二塁のピンチを背負うも後続を断ち、4-1で試合は終了した。

 敗れたロッテは、先発・西野勇士投手が5回81球7安打1四球3奪三振4失点と試合をつくれず。打線も7安打1得点とつながりを欠いた。

 日本ハムの先発・金村尚真投手は初回、二塁打と四球で1死一、二塁のピンチを招くも併殺打に打ち取り無失点に抑えた。以降は少ない球数で相手打線を打ち取っていく。打線は相手先発・宮城大弥投手の前に得点を挙げることができず、0-0で試合は進んだ。

 すると7回、2番手・山田修義投手から水野達稀内野手の三塁打から2死満塁の好機を作り、ここで吉田賢吾捕手が4番手・川瀬堅斗投手の初球を捉え、均衡を破る適時打で先制に成功した。さらに9回、代打のフランミル・レイエス外野手の適時打で1点を加える。9回は金村が抑え、2-0で試合終了。

 勝利した北海道日本ハムは、金村が9回118球5安打1四球4奪三振無失点の好投で今季2度目の完封勝利。打線では松本剛外野手が3安打を放った。一方のオリックスは、先発・宮城投手が6回118球5安打3四死球5奪三振無失点の粘投だった。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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