朗希の初勝利を“台無し” 米記者も思わず「まずい…」と頭を抱えた1球に批判殺到

イェーツは前日まで防御率1.74も…
【MLB】レンジャーズ 4ー3 ドジャース(日本時間20日・アーリントン)
1球で勝負が決した。ドジャースは19日(日本時間20日)、敵地でのレンジャーズ戦にサヨナラ負けを喫した。佐々木朗希投手が6回2失点にまとめたものの、最終9回にまさかの2失点。被弾したカービー・イェーツ投手の“甘すぎる”球に米識者も頭を抱えずにはいられなかったようだ。
メジャー5試合目の登板となった佐々木は3回に2ランを浴びたものの、粘りの投球でメジャー移籍後最長となる6回まで投げ、初のクオリティスタートを達成。初勝利の権利を持って降板し、ブルペンに後を託した。
ドジャース1点リードのまま9回に突入し、マウンドにはイェーツ。守護神のタナー・スコット投手は連投もあってこの日は起用できない状況だった。しかし、先頭のジョシュ・スミスに二塁打を浴びると、続くアドリス・ガルシアに93.3マイル(約150キロ)の直球を完璧に捉えられ、わずか7球で痛恨のサヨナラ負けを喫した。
「FOXスポーツ」などでドジャースやナ・リーグ西地区を担当しているロワン・カブナー記者は、自身のX(旧ツイッター)にイェーツが被弾した1球のチャートを公開した。ほぼど真ん中に投じられており、「まずい……」と絶句。これを見た米ファンも「これは酷い」「甘すぎる」「イェーツは安定してない」「カービーで何度負けるのか」などと辛辣なコメントを寄せている。
この日の前までは11試合で防御率1.74、奪三振率17.42と好投していた38歳だが、わずか1日で防御率は3.48と倍近く悪化した。再びファンの信頼を取り戻すピッチングをすることに期待したい。