米識者が指摘したドジャースの“7/22” 大谷は長女の出産を見届けて…相次ぐ不測の事態

大谷は19日から父親リスト入り
昨季ワールドシリーズを制覇したドジャースは今季、球団新記録の開幕8連勝を飾るなど、19日(日本時間20日)を終えて15勝7敗、勝率.682の好成績を残している。しかもチームの看板であるMVPトリオがほとんど揃っていないにも、だ。米識者はまさかの「7」に注目している。
ドジャースには大谷翔平投手、ムーキー・ベッツ内野手、フレディ・フリーマン内野手のMVPトリオが揃っている。昨季はベッツが左手を骨折して長期離脱したものの、終盤には3人がチームを牽引し、ワールドシリーズでも活躍した。今季も躍動が期待されていたものの、全員が元気でラインアップに顔を見せることは極端に減っている。
ベッツは開幕前にノロウイルスに感染し、東京シリーズで来日したものの、出場することなく帰国。ただ3月27日(同28日)の米国開幕戦には間に合い、その後はほぼ2番に座っている。一方でフリーマンは左わき腹の違和感で東京での開幕2戦を欠場すると、3月末には自宅のシャワー室で足を滑らせ、右足首を負傷。3月29日(同30日)のタイガース戦を最後にスタメンを外れ、3日(同4日)に10日間の負傷者リスト入りしていた。
そして大谷は18日(日本時間19日)、真美子夫人の出産に立ち会うために「父親リスト」入り。同日からのレンジャーズ戦を欠場した。カリフォルニア州ラジオ局「AM570 LA Sports」のデビッド・ヴァセイ氏はこの日の試合前、「ドジャースの“ビッグ3”であるオオタニ、ベッツ、フリーマンの3人が同時にスターティングラインナップに入ったのは、最初の22試合のうちわずか7試合しかない」と指摘。MVPトリオが“揃い踏みしない”現状を伝えた。
米ファンも驚いたようで、「これは、MLB全体にとって脅威でしかない」「体調不良、シャワー事故、父親リスト」などと反応。また、「それでも、この打線には得点力がある」「いや、今は“ビッグ6”って感じでしょ(笑)」
「今のところエドマンが誰よりもいい」などと、それでも勝ち続けるチームの状況に笑顔を見せていた。
大谷は19日(同20日)、自身のインスタグラムを更新し、第1子の長女が生まれたことを報告。そしてこの日の試合を終えたデーブ・ロバーツ監督は、20日(同21日)に早くも復帰する見通しだと明かした。果たしてMVPトリオが勢揃いすることになるだろうか。
(Full-Count編集部)