パパ・大谷翔平にド軍監督の期待 “人生の先輩”が語る好循環「考え方が成長する」

ロバーツ監督「野球観にも影響があると思う」
【MLB】ドジャース 1ー0 レンジャーズ(日本時間21日・アーリントン)
ドジャースの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、敵地・レンジャーズ戦で3試合ぶりにチーム合流した。真美子夫人が第1子となる女児を出産し、父親リストから復帰。試合前に行われたデーブ・ロバーツ監督の取材から祝福ムードに包まれた。
「試合に出るためにここにいると知って嬉しいよ! 昨晩遅くに着いたことは知っている。メールで連絡は取り合っていた。戻ってきてくれたことはいいことだ」。記者から大谷とのやりとりを問われ、ロバーツ監督は笑顔で話した。
ロバーツ監督も父親である。大谷が父になったことは「野球観にも影響があると思う」と語る。
「小さいことに焦らなくなるし、何が一番重要か理解するようになる。実際に父親になったことで、私たちの選手が野球選手として考え方が成長する姿をこれまで見てきた」
2年連続本塁打王の大谷には新たなパワーが加わると力説する。
「父親パワーは本当にあると思うよ。(父親になる前ですら)彼はアメージングと感じるほど強い打球を飛ばす。彼は父親になったから120マイル(約193.1キロ)の打球を打ってくれるかもしれないね」
3試合ぶりの試合出場。指揮官から「5打席立たせるためだ。できるだけ打席に立たせたい」と離脱前と同じ「1番・指名打者」での先発出場となった。二ゴロ、空振り三振、一ゴロと快音は出なかったが、8回無死一塁から四球で出塁。チャンスを広げ、フリーマンの決勝犠飛を演出した。パパ初本塁打はお預けとなったものの、近いうちに見ることができそうだ。
(Full-Count編集部)