ド軍27歳に消えぬトレード説 マイナーで打率1割台低迷…米記者「環境変える必要ある」

ドジャース・アウトマンに他球団移籍の噂が絶えない
かつてのドジャース有望株にトレード移籍の噂がささやかれている。傘下3Aオクラホマシティでプレーするジェームズ・アウトマン外野手だ。地元メディア「ドジャース・ネーション」は米全国紙USAトゥデイで活躍するボブ・ナイチンゲール記者を直撃。数々のスクープを連発する敏腕記者はホワイトソックスなど他球団への移籍を勧めた。
アウトマンは2023年に151試合出場して打率.248、23本塁打、70打点。23盗塁と走り、ナ・リーグ新人王投票で3位に入った。しかし、昨年は極度の打撃不振で53試合出場止まり。マイナーでの生活も長かった。
今季はマイナーで開幕を迎えたが、ここまで3Aで打率.169、4本塁打、13打点、OPS.641と苦戦を強いられている。この苦境を打破するのは……。ナイチンゲール記者は他球団への移籍がチャンスと見ている。
「アウトマンは環境を変える必要があると思う。レギュラーとして起用しないといけない。それさえすれば、どう(化ける)か分からない。彼はホワイトソックスや他球団に移籍したら活躍する選手かもしれない」
アウトマンの他球団移籍については、ホワイトソックスのルイス・ロバーツJr.外野手との交換トレードが噂に上がっている。2023年に38本塁打を放ち、エンゼルス・大谷翔平投手とキング争いをした大砲だ。だが、再建中のホワイトソックスは多くの見返りを求めているという。
「ホワイトソックスは間違いなくドジャースからもっと見返りを欲しいと思っているだろう。(交換相手として噂されているルイス・ロバートJr.には)健康を維持してもらい、復調してもらう必要がある。1か月くらい好調を維持できれば、トレードをしやすくなる」
なかなか実力を発揮しきれていないアウトマン。米記者が語るように他球団へ移籍するのだろうか。
(Full-Count編集部)