歴史的大敗にオ軍指揮官“ブチ切れ”「恥ずかしい」 菅野以外は投壊に「勝てるわけない」

レッズ戦の指揮を執ったオリオールズのブランドン・ハイド監督【写真:Getty Images】
レッズ戦の指揮を執ったオリオールズのブランドン・ハイド監督【写真:Getty Images】

オリオールズ投手陣が投壊…レッズに24点を奪われ大敗

【MLB】レッズ 24ー2 オリオールズ(日本時間21日・ボルティモア)

 歴史的大敗に指揮官の嘆きが止まらなかった。オリオールズは20日(日本時間21日)、本拠地でのレッズ戦に2-24の大敗を喫した。試合後、ブランドン・ハイド監督は「恥ずかしい。本拠地に集まってくれたファンの前でこういう戦いはしたくない」と嘆いた。

 2回終了時点で1-1の同点も、3回以降はワンサイドゲームとなった。3回、デラクルーズの5号ソロで勝ち越しを許すと、打者11人の猛攻を浴び7失点。レッズ打線の猛攻は続き、4回と5回に2失点。6回は無失点に抑えたが、7回から9回に12失点と成すすべなく試合終了となった。

 先発したモートンは3回途中7失点で降板。その後に登板した投手もレッズ打線を止めることができず。8回と9回は野手が登板し救援陣を温存した。「手に負えなくなって(リリーフエースの)アンソニー(ドミンゲス)、カノー、ソトを起用したくなかった」と指揮官は先を見据えた起用を強調した。

 しかし投手陣への不満は止まらず「今シリーズの先発陣を見てくれ。こんな試合をしていたら勝てるわけない。打ち勝って稀に勝てることはあるかもしれないけど、それはMLBでの勝ち方ではない」と試合序盤での降板が続く先発投手に注文をつけると、「一刻も早く試合を終わらしたいという気持ちだった」と嘆いた。

 オリオールズは今季から菅野智之投手が加入。この日の大敗で9勝12敗となり東地区最下位に転落した。チーム防御率はメジャーワーストの5.43。投手陣の立て直しが急務の課題となる。

(Full-Count編集部)

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