携帯電話禁止から1か月、エ軍は「必ず戦える」 菊池雄星が感じる99敗からの巻き返し

ここまで11勝10敗で地区3位「勝つ文化を作ろうと色々とチャレンジしている」
【MLB】エンゼルス 5ー4 ジャイアンツ(日本時間21日・アナハイム)
チーム浮上の光は見えている。エンゼルス・菊池雄星投手は20日(日本時間21日)の本拠地・ジャイアンツ戦で6回途中6奪三振5安打1失点と好投。移籍後初勝利はならなかったものの、チームは9回に3点差をひっくり返し、逆転サヨナラ勝ちを飾った。
30球団中最長となる10年連続でポストシーズン進出を逃し、昨季は球団ワースト99敗を喫したエンゼルス。低迷を打破するため、就任2年目のワシントン監督はクラブハウスでの携帯電話の使用を禁止にした。この珍しい規則が報じられてから1か月。トラウト、ジャンセンらベテランと若手選手の交流を促進したい狙いがあるようだが、新加入の菊池もチームの変革に手応えを感じている。
「勝つ文化を作ろうと、色々とチャレンジしているのは感じます。例えば携帯電話が禁止になったり。何かを変えないといけない。いろんなことに取り組まないといけないと感じていますので」
「プレーしていて楽しいですし、まだまだもっともっとチームとしてまとまっていく段階だと思いますけど、若手とトラウト、ジャンセンの大ベテランが1つになって。必ず戦えるチームになると思っています」
チームは逆転サヨナラ勝ちで3カードぶりの勝ち越し。11勝10敗で地区3位につけている。今季5試合目の登板も勝ち星に恵まれなかった菊池だが、「手応えありますしね。この投球をしていけばチームも勝てる。いずれかみ合えば勝利がつく。やることをやるだけです」とキッパリ言い切った。
(Full-Count編集部)