日本人左腕の“衝撃美技”に米解説「魔術師だ」 華麗な反応に驚愕「後ろに目がある」

菊池雄星がピンチを救う“背面キャッチ”を披露
【MLB】エンゼルス 5ー4 ジャイアンツ(日本時間21日・アナハイム)
エンゼルスの菊池雄星投手が披露した衝撃プレーに称賛が続いている。20日(日本時間21日)の本拠地・ジャイアンツ戦に先発し、4回に強烈なライナーを背面キャッチ。見事な反応をみせた左腕に「信じられない」「インクレディブル」とファンの驚きの声が殺到している。
移籍後5試合目の登板で本拠地初登板となった菊地。両軍無得点で迎えた4回、2死一、三塁の場面でそのプレーは飛び出した。ビラーが放った打球が菊地を襲ったが、グラブを出して背面キャッチ。華麗な身のこなしでピンチを切り抜けた。
米放送局「ファンデュエル・スポーツネットワーク」の実況を務めるウェイン・ランダッソ氏は「何というプレー!」と大興奮で菊地のプレーを伝えると、解説のマーク・グビザ氏も「魔術師だ! フフフ」とユーモアを交えてコメント。さらに「神業だ! アンビリバボー!」と称賛を惜しまなかった。
日米ファンも次々に反応。「なめらかな背面キャッチ」「彼よりいい守備をする投手は見たことがない」「後ろにも目があるんです」「いやーコレは凄いわ」「お見事」と自らの投球を救った好プレーに注目していた。
菊地は西武時代の2017年にゴールデン・グラブ賞を受賞。試合後には「ゴールドグラブを持ってますから。日本のですけど」と自慢気に話すと「まぐれですよ。完全に」と照れた。移籍後初勝利とはならなかったが、6回途中6奪三振5安打1失点と好投でチームの逆転サヨナラ勝利に貢献した。
(Full-Count編集部)
