大谷復帰も…ド軍を悩ます“負の連鎖” グラスノー緊急降板に広がる不安「大丈夫かな」

ドジャースのタイラー・グラスノー【写真:Getty Images】
ドジャースのタイラー・グラスノー【写真:Getty Images】

レンジャーズに勝利も…先発のグラスノーが緊急降板

【MLB】ドジャース 1ー0 レンジャーズ(日本時間21日・アーリントン)

 ドジャースは20日(日本時間21日)、敵地でのレンジャーズ戦に1-0で勝利したが、先発したタイラー・グラスノー投手が右足の異変を訴えて降板。18日(同19日)から「父親リスト」に入っていた大谷翔平投手が3試合ぶりにスタメンに戻ってきたものの、右腕の緊急降板に「運が悪い」「心配だ」とファンの間に不安が広がっている。

 5回先頭・バーガーへ初球を投じたところで、グラスノーを“異変”が襲った。球団は足をつったために降板したと発表。試合後、右腕は「3回から(ふくらはぎの)つりが酷くなっていった。序盤はストレッチすることで(対処できていたが)、症状が収まることはなかった。なので、投げ方を変える必要があった」と振り返った。

 MLB公式サイトのドジャース番を務めるソンジャ・チェン記者は、「去年トロントでふくらはぎと手首をつって先発した試合を緊急降板している。レイズ時代でも偶発的につりを起こしたことが何度かあった」と再発が気がかりだと報じた。

 ドジャースはスネル、ゴンソリン、トライネン、コペックら主力が次々に15日間のIL入り。ハート、カーショー、シーハン、グローブ、グラテロル、ライアン、ストーンは60日間のILに入っており、投手陣は“野戦病院”の状態だ。

 デーブ・ロバーツ監督はグラスノーについて「日曜日(日本時間28日)に本拠地で投げてもらうつもりだ」と次回登板を明言した。しかし、状態が戻らず離脱となると、さらにやり繰りが厳しくなる。

 相次ぐ投手陣の故障に、「厄介なのは故障者の連鎖」「補強を視野に入れた方が良い」「大丈夫なんかな」「先発ローテで残ってるのは山本、佐々木、メイだけ」とファンも不安を隠せない。大谷が戻ってきたドジャースは西地区2位。“負の連鎖”を払拭し、上昇気流に乗っていけるだろうか。

(Full-Count編集部)

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