衝撃の5部門トップ独占に「やばいやろ」 投高打低の令和に圧倒的な“.292”

打率、本塁打、打点、安打、出塁率のトップ独占
パ・リーグの打撃成績に異変が起きている。20日終了時点でオリックスのチーム打率は.292。近年続いている投高打低に加え、パ・リーグの他5球団は全てチーム打率.250未満という状況の中、その強力打線に支えられ、チームは開幕から首位を快走している。
20日終了時点で、パ・リーグの打率ランキングは1位~3位を太田椋内野手(.413)、杉本裕太郎外野手(.358)、頓宮裕真(.324)が独占。6位に西川龍馬外野手(.299)、7位に中川圭太内野手(.297)が続き、上位10傑のうちオリックス勢が半数を占める。
さらに本塁打では1位を頓宮が5本、2位タイで杉本が4本と、やはりオリックスが上位を席巻。打点では中川の16打点が単独トップ。このほか太田が出塁率.472、安打33といずれもリーグトップで、オリックス勢が打撃5部門のトップを独占している状況だ。
プロ野球の分析を行う株式会社DELTAのデータによると、本塁打を除くインプレーとなった打球が安打になった割合を示す指標「BABIP」はオリックスがリーグトップの.329。この指標の平均は3割前後とされ、オリックスは運も比較的良かったという見方もできる。ただ、同指標が3割前後の楽天はチーム打率.243(リーグ2位)、ソフトバンクはチーム打率.242(リーグ3位)と、オリックスのチーム打率.292には遠く及ばない。
オリックスは昨季、チーム打率、本塁打、得点がいずれもリーグ5位と、得点力不足がBクラスに沈む一因となった。しかし、昨年から一転して好調の打線にSNSでは「打率上位オオオ」「オリが打率上位独占してる」「そりゃ、首位だわな」「オリックス打線、エグいな」「調子良すぎてウケる」「オリックスどうした?」「いてまえ打線復活」などの声が溢れている。
(Full-Count編集部)



