ド軍“最大のライバル”に緊急事態 天才打者が負傷者リスト入り、球団発表

敵軍野手と激突し倒れ込んだパドレスのルイス・アラエス【写真:ロイター】
敵軍野手と激突し倒れ込んだパドレスのルイス・アラエス【写真:ロイター】

21日のアストロズ戦で野手と激突し負傷交代

 パドレスは21日(日本時間22日)、ルイス・アラエス内野手を脳震とうで7日間の負傷者リスト入りしたと発表した。代わりに3Aエルパソからメイソン・マッコイ内野手が再昇格した。

 アラエスは前日20日(同21日)の敵地アストロズ戦の初回、左腕バルデスからセーフティバントを試み一塁を駆け抜けた際、一塁手ウォーカーが捕球した打球のベースカバーに入った二塁手デュボンと正面衝突した。球場中から悲鳴にも似た声が漏れ、倒れ込んだアラエスのもとに一塁コーチや激突したデュボンが直後に駆け寄り、心配そうに見守っていた。その後シルト監督も駆け付け、担架に乗せられたアラエスはフィールドを後にした。

 アラエスが負傷交代して程なくすると、球団は詳しい検査のためヒューストン市内の病院へ搬送したと発表。容体は安定、意識ははっきりしており、手足を動かすことが可能だったという。

 2019年にツインズでメジャーデビューを果たしたアラエスは、92試合に出場して打率.334を記録するなど、新人王争いでも6位に入り初年度からインパクトを残した。2022年からは3年連続で首位打者に輝き、球宴にも3度選出。首位打者争いの常連として、確実性のある打撃で「安打製造機」としても知られている。21日(同22日)試合前時点で16勝6敗としてメジャートップの勝率.727を記録しているパドレスは、16勝7敗でメジャー2位につけるドジャースと激しい争いを繰り広げている。

(Full-Count編集部)

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