佐々木朗希は「MLB選手を過大評価しすぎ」 指揮官が指摘した山本由伸との”違い”

ドジャース・佐々木朗希【写真:ロイター】
ドジャース・佐々木朗希【写真:ロイター】

ロバーツ監督が語る佐々木朗希「由伸の投球をよく見ることが大切」

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が、「ABEMA」のインタビュー企画「おはようロバーツ」で、佐々木朗希投手に言及。現状について「MLBの選手を過大評価しすぎているのかもしれない」などと課題を挙げた。

 佐々木はここまでここまで5試合に登板して1敗、防御率3.20。19日(日本時間20日)の敵地・レンジャーズ戦では6回2失点で勝利投手の権利を得て降板したものの、サヨナラ負けを喫してメジャー初勝利を逃した。計19回/3を投げて16四球を与えており、制球力が課題の1つとなっている。

 ロバーツ監督は今季好調の山本由伸投手の名前を挙げ、「朗希は由伸の投球をよく見ることが大切だと思う。彼らの球種や配球が似ているから」と説明。「それなのに2人が違うのは、朗希はストレートがストライクゾーンに入らなかったりスプリットがボールになったりするから。それじゃ打者は振らない」と指摘した。

 続けて「彼をサポートしたいと思っているから、『自信を持ってマウンドに上がってほしい』と伝えた。投手として非常に良いものを持っているから、私もチームメートも信頼している」とエールを送る。さらに「彼はMLB選手を過大評価しすぎているのかもしれない。慎重になりすぎている時があるから闘ってほしい。朗希にとって今の状況は、初めて直面する真の試練。逆境から逃げずに闘う姿を見せてほしい」と求めた。

 登板を重ねるごとにメジャーに順応しつつある佐々木。指揮官の期待に応える投球を見せられるか。次回の登板が注目される。

(Full-Count編集部)

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