21歳ドラ1は「バケモンかよ」 156キロ&リーグ断トツの0.44にX騒然「時代が来た」

日本ハム・達孝太【写真:町田利衣】
日本ハム・達孝太【写真:町田利衣】

3回を完璧リリーフ、最速156キロ

 高卒4年目のドラフト1位がブレークの気配を漂わせている。日本ハムの達孝太投手が20日の2軍オイシックス戦で最速156キロをマーク。快投を続ける21歳にファンからは「バケモンかよ」「今年は君の年だ!」と期待が急上昇中だ。

 この日は同点の6回から登板すると、昨季のイースタン・リーグ首位打者の知念大成外野手を152キロの直球で空振り三振。続いて元阪神の高山俊外野手をフォークで三直に打ち取った。2死から浅井玲於内野手には、初球に154キロの直球で空振りを奪うと、3球目の直球では156キロをマーク。3回を無安打無失点で締め、存在感を見せつけた。

 これまで2軍戦では4試合に登板し、20回2/3を1失点。イースタン・リーグでトップの防御率0.44。22奪三振と圧倒的な投球内容を見せてきた。13日の楽天との2軍戦には先発で6回までノーヒットノーランの投球を見せていた。セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTAのデータによると、直球の平均球速は148.2キロ。ルーキーイヤーから約4.8キロも上がり、着実な成長を見せている。

 天理高から2021年ドラフト1位で日本ハムに入団。昨季は10月3日のロッテ戦で2年ぶりの1軍登板を果たし、5回76球3安打無失点で待望のプロ初勝利を手にした。早くも将来のエース候補の風格が出てきた21歳には「これは凄まじい」「時代が来てしまったか」「こんなに154キロをポンポン出せてるのすげぇな」「球界トップ級のスターターになりそうな雰囲気をプンプンに醸し出している。ワクワクが止まらない」「日ハムの2軍ピッチャー、プロスペクトばっかりやな」などの声が相次いでいる。

(Full-Count編集部)

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