アクーニャJr.が“監督批判” 同僚の失態に嫌味炸裂…ファン怒り「なんて幼稚」

ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.【写真:ロイター】
ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.【写真:ロイター】

自身のXに監督批判ともとれる投稿→後に削除も批判殺到

 2023年のナ・リーグMVPで、昨年受けた左膝手術の影響で戦列を離れているブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手が、監督批判ともとれる投稿を自身のSNSにしたとして物議を醸している。投稿は後に削除されたが、ファンは「なんて幼稚な人間なんだ」「不満はわかる。でも、投稿するのは幼稚な行為だ」「ブレーブスが君をトレードするのが待ち遠しいよ」と辛辣だ。

 MLB公式サイトでブレーブス番を務めるマーク・バウマン記者によると、事の発端は19日(日本時間20日)の本拠地・ツインズ戦でのジャレッド・ケルニック外野手のプレーだった。6回に右翼フェンス上部直撃の安打を放ったが、打球を見届けていたため二塁でアウトになった。

 このプレーについてケルニックと話し合ったかと問われたブライアン・スニッカー監督は、「スイングの仕方について指導するべきだった?」などと答え、問題視しなかったという。この対応にアクーニャJr.は「怒りを覚えたようだ」と記事は伝える。

 アクーニャJr.は翌20日(同21日)、「自分がやったら、代えられているだろう」と自身のX(旧ツイッター)に綴った。同日の同戦開始90分前に投稿され、試合開始前までに削除された。この投稿の背景には、2019年8月19日(日本時間20日)のドジャース戦で「全く同じことをして代えられたからだ」と記事は指摘している。

 削除されたとはいえ、この投稿は物議を醸す事態になった。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」がXで事の顛末を伝えると、「ブレーブスに激震」「言っていることは間違っていないが、投稿すべきでなかった」「監督をSNS上で批判してはいけない」「全体的に全てが駄目」「君がいなくてもワールドシリーズを制覇した」「彼は出ていきたいのだろう」「メッツに放出しろ」とファンは声をあげている。

 ベネズエラ出身の27歳は、2018年に新人王を受賞。2023年に41本塁打&73盗塁をマークし、リーグMVPに輝いた。昨年5月に左膝の前十字靭帯を断裂し、現在は戦列復帰へリハビリを進めている。

【実際の映像】アクーニャが嫌味炸裂…同じ怠慢プレーなのに、米賛否

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