WBC米国監督が早くもお手上げ? 変化する大谷翔平を絶賛「間違いなく修正」

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

マーク・デローサ監督が語る大谷翔平

 2026年3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で米国代表を率いるマーク・デローサ監督が、米スポーツ局「MLBネットワーク」に出演。ドジャース・大谷翔平投手の打撃を分析し、「称賛してもしきれません」と語っている。

 同局のアナリストを務めるデローサ氏は番組で、メジャー1年目の2018年と今季の打席での構えを比較。「立ち位置は同じですが、明らかに少しだけ開き気味になりました。間違いなく修正しています」と分析した。2018年はほぼスクエアで構えているが、現在はオープンスタンスで投球を待ち構えている。

 次に昨季途中、打順が1番に変更されて以降の成績に言及。「1番を打ち始めてから直近109試合の成績を見てください。打率.306、41本塁打、92打点、49盗塁です。(シーズン)162試合換算にしました。先頭打者の男に『シーズンどうでした?』と聞くと、『どうでしょう。打率.306、61本塁打、137打点、73盗塁を記録しました。そして、健康であれば(MLBで)トップ5の投手です』という回答を得ることでしょう。彼を称賛してもしきれません」と述べた。

 デローサ監督は、2023年の第5回WBCでも米国代表を指揮。決勝戦で野球日本代表「侍ジャパン」と対戦し、大谷らの活躍の前に屈した。2大会ぶり2度目の優勝を目指す第6回大会には、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が主将として参戦することが決定した他、エンゼルスのマイク・トラウト外野手ヤドジャースのムーキー・ベッツ内野手ら多数の大物選手出場が見込まれている。大谷も「選んでいただけるなら光栄なこと」と前向きな姿勢を示しており、どんな戦いになるのか早くも注目されている。

(Full-Count編集部)

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