大谷翔平vsジャッジ論争も…打撃成績で生まれた明白な“差” 米識者も指摘「明らか」

ヤンキースのアーロン・ジャッジ(左)とドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ヤンキースのアーロン・ジャッジ(左)とドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

OPSや本塁打などで大谷はジャッジに“敗北”

“最強選手”論争が再びヒートアップしている。ドジャース・大谷翔平投手とヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は昨季ともにリーグMVPを受賞。2022年にはMVPを争った“ライバル”だ。米識者は両者の成績を比較。米ネット界隈では議論が紛糾している。

 米ポッドキャスト番組「The Big Leagues Daily」で司会を務めるダン・クラーク氏が21日(日本時間22日)、自身のX(旧ツイッター)を更新。2人の通算打撃成績を並べ、「議論の余地はほとんどありません。投手としての貢献を含めれば、ショウヘイ・オオタニの方が(間違いなく)優れた選手です」としながらも、「ただし、打撃成績だけで見れば、ジャッジが明らかに上回っています」と意見を述べた。

 並べられた成績を見ると、本塁打やOPSなど計12項目中、大谷がジャッジに勝っているのは盗塁の1部門だけとなっている。勝利貢献度WARも、投手を含めて通算44.6を記録しているが、ジャッジの54.3に及ばない格好となった。

 もっとも、この投稿には米ファンの中でも議論が分かれているようだ。「ジャッジは間違いなく現役最高の選手。そして、最も恐れられている打者でもある」「打者に限れば、オオタニは全くジャッジに及ばない」「オオタニが登板しない限りは、ジャッジが最高の選手だと思う」「言うまでもなくジャッジ」と“ジャッジ派”もいれば、「オオタニは球界で最も偉大な選手」「オオタニのほうが勝負強い」「オオタニはチャンピオンリングを取ったけど、ジャッジはゼロだ」と“大谷派”も根強い。

 大谷もジャッジも、ともにGOAT(史上最高)レベルの成績を残し続けているがゆえに起こる“難問”。「レベルが高くて議論が難しい」というファンの意見が、まさにその通りと言えるだろうか。

(Full-Count編集部)

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