衝撃の美技連発…広島にまたも現れた守備職人 育成獲得の22歳が12球団1位の「5.5」

広島・二俣翔一【写真:小林靖】
広島・二俣翔一【写真:小林靖】

好守が目立つ広島の中堅手

 広島にまたも“守備職人”が現れた。22歳の二俣翔一内野手は、開幕からチームを救う好守を連発。セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTAによると、「UZR」は全ポジション含めても両リーグ1位の数値となっている。

 開幕スタメンで出場した右翼をはじめ、中堅や一塁、三塁を守る。中でも、今季から守り始めた中堅では、わずか1か月という期間だが抜群の存在感を発揮している。

 守ったイニングは中堅が一番多い65、右翼が29、一塁が26、三塁が15となっている。中堅では50イニング以上守った選手の中では、2.7でトップ。RngR(守備範囲)ではUZR2.6で同2位の高部瑛斗外野手(ロッテ)には劣るもの、1.2をマーク。ARM(進塁抑止)では1.4(高部は0.5)を記録している。4ポジションともにプラスの数値となっており、合計のUZRは12球団トップの「5.5」だ。

 昨年は矢野雅哉内野手がゴールデン・グラブ賞を獲得。二俣はまだ打撃が課題ではあるものの。守備力については球界でもトップクラス。出場試合数を確保できれば、ゴールデン・グラブ賞も見えてくるような存在だ。

【実際の動画】「凄すぎる」広島に現れた新たな守備職人…球場騒然のキャッチ

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