「父親リスト」で感じた“恐怖”「マイナーに落とされる」 大谷翔平で話題、リアルな実体験

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

「ABEMAスポーツタイム」に川崎氏が出演

 新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」は20日、スポーツ番組「ABEMAスポーツタイム」を放送した。番組内では、ドジャース・大谷翔平投手が取得して話題を呼んだ「父親リスト」について特集。過去に取得経験のある元メジャーリーガーの川崎宗則氏が“実体験”を告白した。

 MLBでは2011年から独自の産休制度「父親リスト」を導入。過去には田中将大投手やダルビッシュ有投手、鈴木誠也外野手らも取得し、子どもの誕生を見届けた。大谷は昨年末に妊娠を公表した真美子夫人の第1子出産のため、18日(日本時間19日)に「父親リスト」入り。19日(同20日)に長女誕生を報告した。

 川崎氏はカブスやブルージェイズなどでプレーしたが、大谷らと異なり大型契約を結んでいたわけではない。そのため、最長3日間を休むことはできるものの、「3日間休むなんていやいやいや……。それだけ休んだら、マイナーに落とすだろ監督!」と内心は不安だったという。それでも、「監督は『そんなことしないから行ってこい』と言ってくれて、スゴいなと思った」と、後押ししてくれたという。

「監督やコーチも子どもの入学式の日に試合を休むこともある。それぐらい『家族を優先しないとダメ』という風潮がある」とし、メジャーリーグの環境を語る川崎氏。また、選手たちも応援してくれたようで、生まれる前には自身の名前と背番号が入った子ども用のユニホームをプレゼントしてもらったと話した。

 番組内では他にも、「ピッチングニンジャ」の愛称で親しまれる投球分析家のロブ・フリードマン氏への直撃インタビューなども放送された。

(Full-Count編集部)

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