オリ進撃を支える新加入右腕 球団OB絶賛の“効果”「救ってくれている」

五十嵐亮太さん、T-岡田さんが今季のオリックスを分析
パーソル パ・リーグTV公式YouTubeチャンネルの「月曜日もパテレ行き」に21日、ヤクルトやメジャーリーグで活躍した五十嵐亮太さん、昨季限りでオリックスを現役引退したT-岡田さんが出演。首位を走るオリックスの好調の要因について投打両面から分析した。
20日終了時点で、パ・リーグの打率上位3人は太田椋内野手、杉本裕太郎外野手、頓宮裕真捕手のオリックス勢が占めている。「しっかりと真っすぐを捉えている。オープン戦では真っすぐを狙っても差し込まれてゴロアウトやファウルになることが多かったんです。それがヒットになって良い結果として出ているのが大きいですね」とT-岡田さん。五十嵐さんは「粘りがすごい。際どいところを見極められるし、ファウルで粘れる。淡白じゃない、それが良い」と投手目線から分析した。
投手陣も20日時点でチーム防御率2.54と安定している。T-岡田さんは「岸田監督も、厚澤投手コーチと話をしながら、登板過多にならないように采配しているんですけど、僅差の試合となると良いピッチャーをと出さないといけないので、疲れてきちゃうピッチャーもいるんですよね……」と救援陣の登板過多を心配している様子。そういった状況で宮城大弥投手や九里亜蓮投手ら、長いイニングを投げられる先発の存在は大きいといい、特に今季から加入した33歳の九里については、「中継ぎ陣を救ってくれている」と称賛した。
五十嵐さんも「そういったピッチャーが1人いると、中継ぎ陣は楽になる。(中継ぎは)投げることへの疲労はもちろん精神的なストレスが多くて……。“今日は九里だから大丈夫”というような楽な気持ちにさせてくれるピッチャーがいると、ブルペンは穏やかになる」と自身の経験を踏まえて語った。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)




