米代表の衝撃スタメン予想「7番トラウトはヤバい」 WBCで“2847億円打線”形成か

MLBネットワークが米代表のオーダーを予想…カブスのタッカーに待望論
2026年3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で2大会ぶり優勝を目指す米国代表は、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が主将として参加することが決定。他にも多くのスーパースターの参戦が見込まれている。米放送局は早くも打線を予想しているが、その陣容に米メディアやファンは驚嘆。「重量打線だ」「母国に金メダルをもたらしてくれるだろう」と声をあげている。
MLBネットワークのポッドキャスト番組「Off Base」で、米識者が米国代表のスタメンを予想した。1番からムーキー・ベッツ内野手(ドジャース)、ブライス・ハーパー内野手(フィリーズ)、主将のジャッジとMVP経験者が並ぶ強力布陣。マイク・トラウト外野手(エンゼルス)が7番だから、相手にとっては脅威でしかない。
実績だけでなく稼いでいる金額も凄まじい。ジャッジは9年3億6000万ドル(約507億円)、トラウトが12年4億2650万ドル(約600億円)の大型契約を結ぶなどスタメン9人の契約総額は20億2256万77ドル(約2847億円)に及ぶ。このメンバーが実現すれば、連覇を目指す侍ジャパンにとって最大のライバルとなるのは間違いないだろう。
スーパースターが揃う予想メンバーに、米メディアやファンの反応は様々だ。ポッドキャスト番組「WBC Central」で司会を務めるショーン・スプラドリング氏は「ドリームチームだ」、米メディア「MLB Digest」は「重量打線だ。信じられないほど白熱にした試合になるだろう。すでにそれを感じる」とコメントした。
ファンからは「(候補者が多すぎるから)抽選方式で選出すればいい!」「(メンバーに入るには)トラウトがまだエリートな選手だと証明しないといけない」「7番トラウトはヤバすぎる」といった声が上がった他、カイル・タッカー外野手(カブス)が入っていないことへの“異議”も多数。スプラドリング氏はタッカーの写真を添付して「忘れていないか」と投稿、ファンからも「カイル・タッカーはどこにいった?」「タッカーを外すのはありえない」などのコメントが寄せられていた。
28歳のタッカーはアストロズ時代の2023年に打点王を獲得。ドジャースの大谷翔平投手(当時エンゼルス)とMVPを争った。今季トレードで加入し、打率.302、6本塁打、23打点、OPS1.018をマークしている。2023年WBCにも出場したが、日本代表との決勝戦では出場機会がなかった。
(Full-Count編集部)