7打数無安打…大谷が珍しく“投げ捨てた”バット 判定に納得いかず、見えた感情

ストライク判定に納得いかない様子…直後に珍しいシーン
【MLB】カブス 11ー10 ドジャース(日本時間23日・カブス)
ドジャースの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)のカブス戦で4打数無安打に終わった。父親リストから復帰後は2試合無安打。“パパ初安打”がなかなか出ない中、この日は第4打席で珍しいシーンがあった。
大谷は第1打席は三失で出塁。その後は2打席連続で空振り三振に倒れていた。7回無死一塁で迎えた第4打席では、カウント3-1からのスライダーを自信をもって見送ったが、ストライク判定に。一塁へ歩き出していた大谷は飛び跳ねて驚きを表現した。
結局次のシンカーが低めに外れて四球となると、歩き出した大谷は珍しくバットを投げるように離し、防具をその場において一塁へ向かった。普段は背中を曲げてバットを置く大谷だが、納得いかない判定の直後とあって、感情が現れたように見えた。
“苦手”としている今永昇太投手との対戦は3打数無安打2三振に終わり、23日(同24日)には対戦打率.167(12打数2安打、1本塁打、4三振)のマシュー・ボイド投手が先発する。デーブ・ロバーツ監督は試合後、「少しだけ調子が良くないのかもしれないね。ここ数試合は、集中できているようには見えなかった」と指摘。家族が誕生すれば、期待や不安で感情が揺れ動くのは当然のこと。復帰3試合目で“パパ初安打”は飛び出すだろうか。