ド軍“トレード候補”に挙がった3選手 米メディア分析「難しい決断に向き合わなければ」

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:Getty Images】
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:Getty Images】

投手の怪我人続出…40人ロースター制限に現在47人が名を連ねる

 米スポーツ局「ESPN」は「MLB全30チームの2025年トレード期限見通し」と題した記事を掲載。ドジャースのトレード候補としてベン・カスパリウス、ボビー・ミラー、ジャスティン・ロブレスキーを挙げた。今季のトレード期限は7月31日(日本時間8月1日)となっている。

 同記事では「ドジャースの明かな弱点はベンチだ。だが古株のオースティン・バーンズ、クリス・テイラーに加えてファンに人気のエンリケ・ヘルナンデスとミゲル・ロハスが中心のそのベンチを補強する上でいくつかの難しい決断に向き合わなければならなくなる」と分析する。

 また「もうひとつの問題」として挙げたのが投手の怪我人の多さだ。60日間の負傷者リスト(IL)に入っている選手はチームの40人ロースター制限の対象にはならないため、現在47人の選手が名を連ねている。

「(投手の怪我人の)一部は今季絶望なので、オフにならないとロースターの引き締めはおきない。しかしクレイトン・カーショーがアクティブロースターに戻ったら、例えばドジャースは彼のために枠を1つ空けなければならない(彼は先日マイナーで初めてリハビリ登板した)。もし彼らがベンチを強化することになれば――そして彼らはそうすべきだが――傘下の低い階層のチームに所属している有望株よりも、上記の誰かのような40人ロースターに登録されている投手をトレードすることを意味するかもしれない」

 26歳右腕のカスパリウスはここまで9試合で防御率4.11、26歳右腕のミラーは17日(同18日)に今季初先発するも3回8安打6失点に沈み、防御率18.00で翌17日(同18日)にマイナー降格となった。24歳左腕のロブレスキーは今季1登板で防御率14.40。ワールドシリーズ連覇に向け、チームはどのような動きを見せるのだろうか。

(Full-Count編集部)

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