太田4号もオリ3連敗…来日初先発の“台湾の至宝”、ハム古林は悔しい敗戦、23日パ・リーグ

楽天・瀧中は8回2失点の好投
パ・リーグ公式が23日、3試合が行われた。ロッテは西武に5-2で勝利。ソフトバンクはオリックスに6-2、楽天は敵地での日本ハム戦に8-3で白星を挙げた。
ロッテ先発の種市篤暉投手は、西川愛也外野手の初球先頭打者本塁打でいきなり失点。2回にも得点を失ったが、以降は要所を締めて7回92球6安打2四球1奪三振2失点で降板。打線は3回に同点に追い付き、グレゴリー・ポランコ外野手の犠飛で勝ち越し。寺地隆成捕手の適時内野安打もあり、この回一挙4得点を挙げた。8回以降は横山陸人投手、益田直也投手が3者凡退でつないだ。
敗れた西武は、先発の菅井信也投手が3回71球5安打3四球3奪三振4失点で黒星。打線は幸先よく2点を先行したが、3回以降は無得点に終わった。
ソフトバンクは初回、周東佑京内野手の内野安打で好機をつくり、栗原陵矢内野手の適時打で1点を先制。2回には柳町達外野手の1号ソロで追加点を挙げると、4回にも2死から連打3得点。6回にも柳町の適時二塁打で追加点を挙げた。
先発の上沢直之投手は、太田椋内野手の4号ソロ、5回に紅林弘太郎内野手の1号ソロで失点したが、6回97球4安打3四球4奪三振2失点で降板。リリーフ陣は、藤井皓哉投手、杉山一樹投手、松本晴投手がゼロに抑えて6-2で試合終了。9試合ぶりのスタメン出場となった柳町3安打2打点と起用に応えている。
敗れたオリックスは、先発の曽谷龍平投手が4回68球9安打1四球3奪三振5失点。打線は2本塁打で得点を挙げたが、計6安打に終わり3連敗を喫した。
楽天は初回、失策絡みで1点を先制する。その後も打線が繋がり、計3得点を挙げた。援護をもらった瀧中瞭太投手は、3回まで完全投球を披露。計2本塁打を喫したが、8回98球5安打無四死球4奪三振2失点の力投を見せた。
打線はその後も、来日初先発となった古林睿煬投手を攻め立て計7得点。右腕は自責点5ながらも、5回2/3で104球9安打3四球5奪三振の内容で黒星を喫した。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)