大谷翔平を10の0も…「小さな奇跡が続いただけ」 今永昇太の“本音”「僕も意地がある」

ドジャース戦に登板したカブス・今永昇太【写真:ロイター】
ドジャース戦に登板したカブス・今永昇太【写真:ロイター】

今永昇太「心では祝ってますけど、野球場で祝わなくてよかった」

【MLB】カブス 11ー10 ドジャース(日本時間23日・シカゴ)

 カブスの今永昇太投手は22日(日本時間23日)の本拠地ドジャース戦に先発。3本塁打を浴び5回2/3を6安打5失点(自責2)も勝利投手の権利を得て降板したが、救援投手が打ち込まれて勝敗はつかなかった。大谷翔平投手に対しては3打数無安打2三振に封じ対戦成績を10打数無安打とした。

 今永は初回、先頭の大谷を三ゴロ失で出塁させた。トミー・エドマン外野手に先制3ランを浴びるなど、3本塁打を許したが粘りの投球を見せた。大谷に対しては第2、第3打席で空振り三振に仕留めた。

 昨年は5打数無安打。今季も3月18日の開幕戦で2打数無安打に封じており、これでメジャーでの対戦成績は10打数無安打になった。左腕は「彼のような素晴らしい選手とやる時は打たれて当然の気持ちで対戦している。たまたまが10回続いただけで、次から10回連続で打たれるかもしれないので、小さな奇跡が10回続いただけだと思います」と語り報道陣を笑わせた。

 さらに「彼のような才能ある選手とやる時は自分がまずベストを尽くす。打つかは誰もわからない。みんなが納得できる抑え方や打たれ方をするか。毎回ベストを尽くすことが大事かと思います」と心持ちを明かした。

 一方でプライドものぞかせた。大谷は女児の誕生を19日(同20日)に公表し、この日が復帰2戦目。「厳しい出産祝いになりました」と問われ、「もしかしたら多くの日本人にとっては期待しない結果だったかもしれないですけど、僕としても僕を応援してくれる家族とかファンの思いを背負っているし意地があるので、心では祝ってますけど、野球場で祝わなくてよかったと思います」と心境を明かした。

【実際の映像】大谷翔平が腰砕け…今永昇太の魔球に米絶句「何という…」

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