元ド軍53億円大砲が“不名誉記録”「史上最悪のFA契約か?」 悪夢の41打数無安打に米嘆き

5日の試合から安打が出ず…打率は.052まで下降
【MLB】レンジャーズ 8ー5 アスレチックス(日本時間23日・サクラメント)
レンジャーズのジョク・ピーダーソン外野手は22日(日本時間23日)、敵地でのアスレチック戦で3打数無安打となり、球団ワーストを更新する41打数無安打となった。4日(同5日)の試合から12試合安打が出ず、打率は.052に。大砲が苦しんでいる。
ピーダーソンは2010年のMLBドラフト11巡目でドジャースに加入。デビュー2年目の2015年に26本塁打を放つと、2019年には36本塁打をマーク。2020年にはワールドシリーズ制覇にも貢献した。
同年オフにFAでカブスに移籍すると、ブレーブス、ジャイアンツ、ダイヤモンドバックスを経て、昨年12月にレンジャーズと2年総額3700万ドル(約52億8900万)の契約を結んだ。
オープン戦では打率.256、5本塁打15打点、OPS.1.028と好調だったが、シーズンが始まると苦戦。今季は安打がわずか3本で、4日(同5日)からは試合に出続けながらも快音が響かず、ドツボにはまっている。
X(旧ツイッター)では「正直、すごいと思う」「これほんとに笑えない」「指名打者として雇われて……打てないとは」「もう彼をリリースしてくれよ」「スプリングトレーニングではすごく打ってたのに、今は何もできない(笑)」「史上最悪のFA契約か?」とファンから嘆きの声があがっている。
連続打数無安打のMLB記録は、元オリオールズのクリス・デービスが2018年から2019年にかけて記録した54打数無安打。ピーダーソンはこのまま3試合もしくは4試合無安打なら、更新の可能性がある。更なる“不名誉記録”は回避することができるか。
(Full-Count編集部)