5失点降板も…今永昇太へ“異様な光景” LA記者驚愕、米同調「どれだけ愛されているか」

ドジャース戦に登板したカブス・今永昇太【写真:Getty Images】
ドジャース戦に登板したカブス・今永昇太【写真:Getty Images】

LA記者のハリス氏が驚愕「5点取られて…」

【MLB】カブス 11ー10 ドジャース(日本時間23日・シカゴ)

 カブスの今永昇太投手は22日(日本時間23日)、本拠地で行われたドジャース戦に先発し、5回2/3を6安打5失点で降板。今季3勝目とはならなかった。今季最多タイの5失点となったが、本拠地ファンは異例ともいえるスタンディングオベーションを送った。LA記者はその“光景”に目を丸くしたようだ。

 打たれても、労いは忘れなかった。今永は初回、先頭の大谷翔平投手を三ゴロ失策で出塁を許すと、2死からトミー・エドマン外野手に先制3ランを浴びた。さらにアンディ・パヘス外野手、ウィル・スミス捕手にも被弾。計3発を許した。それでも初回は失策絡みとあり、自責点は2にとどまった。

 エース左腕の“炎上”。手厳しいシカゴのファンからはブーイングもあり得た展開だったが、実際は逆だった。ドジャース専門ポッドキャスト「インサイド・ザ・ラビーン」で司会を務め、米スポーツ局「ESPN」の番組にも出演するブレイク・ハリス氏は自身のX(旧ツイッター)を更新。「5点取られてスタンディングオベーションって、マジでショウタはどうなってるんだ」と、目の前に広がる光景に驚きを隠せなかった。

 今季カブス2年目の今永と地元ファンの“絆”。米ファンもハリス氏同様にビックリしたようだ。「どれだけショウタが愛されているか」「カブスファンは素敵」「みんな“よくやったショウタ”と言ってた」「泣ける」「自責点は2だしね」などとコメントが寄せられた。今季成績は6先発して2勝1敗、防御率2.38。オールスターに選ばれた1年目と同様、好投を続けている。

(Full-Count編集部)

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