スネルは「いい状態ではなかった」 ロバーツ監督“問題なし”強調も…遅れる復帰

試合前、取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:真柴健】
試合前、取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:真柴健】

IL入りの左腕の状態について語る

【MLB】カブス ー ドジャース(日本時間24日・シカゴ)

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は23日(日本時間24日)、敵地で行われるカブス戦の試合前、左肩の炎症で15日間の負傷者リスト(IL)入りしているブレイク・スネル投手について「いい状態ではなかった」と語った。

 キャッチボールを行ったスネルの状態について、指揮官は「スローイングはスロープレーさせる(遅らせる)。本拠地に戻ったら再検査する予定だ」と復帰が遅れることを示唆。続けて「心配とは言わないよ。なぜなら、私たちはブレイク(スネル)にシーズン後半に(合わせてくれと)伝えた。違和感があれば我慢して(投げ続けて)ほしくない。全く心配していない」と述べた。

 穴を埋める役割として「ダスティンは昨日いい投球をできなかったけど、彼は(今シーズン)いい投球をしている。そして、ロウキも直近の何登板かはチームに貢献している」とダスティン・メイ投手と佐々木朗希投手に言及した。

 また、主力であるタイラー・グラスノー投手と山本由伸投手にも期待を寄せつつ、開幕を負傷者リストで迎えたトニー・ゴリンソン投手にも「今日(マイナーで)登板する。それは、グレートなことだ。もし5回を投げ切って、いい投球を披露することが出来れば、彼が(MLBで)投げるかもしれない」と、復帰の可能性を示唆した。

 スネルは今季ここまで2試合に登板し、1勝0敗、防御率2.00の成績を残していた。6日(日本時間7日)に左肩の炎症のためIL入り。同日にロバーツ監督は、登板回避が「2回になると思う。そのあとまた考える」と復帰の見通しを語っていた。

 レイズに在籍した2018年に21勝をマークするなど、サイ・ヤング賞を獲得。パドレスに在籍した2023年にも14勝を挙げてサイ・ヤング賞に選出されていた。

(Full-Count編集部)

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