ロバーツ監督もソワソワ “剛腕決戦”に山本由伸は「準備万端」…CY賞レースの行方

ドジャース・山本由伸(左)とパイレーツのポール・スキーンズ【写真:ロイター】
ドジャース・山本由伸(左)とパイレーツのポール・スキーンズ【写真:ロイター】

山本由伸とスキーンズの投げ合いにロバーツ監督「いい投げ合いになるよ」

【MLB】カブス ー ドジャース(日本時間24日・シカゴ)

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は23日(日本時間24日)のカブス戦前に取材に対応し、25日(同26日)から始まるパイレーツ戦について言及した。ドジャースの先発は山本由伸投手、パイレーツの先発はポール・スキーンズ投手が予想されている。

 指揮官は腕を組んで回想した。「先週の金曜日(18日、同19日)にヤマモトはデグロムと投げ合ったけど、楽しい対決だった。今回の対決も楽しみにしているし、私以外の全員も同じように感じているだろう。いい投げ合いになるよ」。

 今季のサイ・ヤング賞候補にも挙がる2投手が先発するマッチアップに「MLBは近年、先発投手(の活躍)を重要視している。ナ・リーグ最強の2投手と言っても差し支えないと思う。楽しい対決になるよ」。にこやかな表情で胸を躍らせた。

 一方でスキーンズは昨季23試合に登板して11勝3敗、防御率1.96の成績を残して新人王に輝いた剛腕で、指揮官は「若き天才。素晴らしい投手だ。なので(デグロムとは)また違う。でも、彼(山本)は任務をこなすために準備万端で臨んでくれると思うよ」。山本はこの日、ブルペン投球で調整。約40球を投じて、2日後の決戦に備えた。

(真柴健 / Ken Mashiba)

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