山本由伸、古巣の元同僚をイジリ「お気に入り」 海を越えた“愛のエール”「相思相愛なので」

試合前に練習を行ったドジャース・山本由伸【写真:真柴健】
試合前に練習を行ったドジャース・山本由伸【写真:真柴健】

山本由伸、古巣から届いた“愛情”に「相思相愛なので、おそらく(照)」

【MLB】カブス ー ドジャース(日本時間24日・シカゴ)

 古巣からの“愛情”は海を越えて、きっちりと届いている。ドジャースの山本由伸投手が23日(日本時間24日)、敵地でのカブス戦を前にブルペン投球を行った。約40球を投じ、25日(同26日)のパイレーツ戦に備えた。練習後、ベンチ裏に引き上げようとする山本はピタリと足を止め、笑顔だった。

「見ましたよ。オリックス(公式)からメンションで送り付けられてきました(笑)。宗さん、好きなので。相思相愛なので、おそらく(照)。嬉しいですね、宗さんの声が聞けて……。宗さんはとくに一緒にプレーした期間が長かったので。前のオフシーズンも会ったし。お気に入りのオリックスの選手の1人です」

 22日のオリックス-ソフトバンク(PayPayドーム)。試合前の円陣で、渡部遼人外野手が「良い時こそ謙虚に」と“パワーワード”を出した。この言葉は山本が大切にしているワードで、宗佑磨内野手が即座に反応し「由伸、見てるか!」と、球団公式SNSに向かって絶叫したのだった。

 山本の古巣愛は続く。遠征での試合時、私服で着用する黒帽子には白文字で「B」が刻まれている。「記念のコラボ商品らしいです。良いなと思ったので被ってます。(コラボが)オリックスの帽子だったので、いいねと思って。好きなチームのコラボ商品なので『行くしかないっしょ!』って感じです」。愛着ある古巣の話になると、笑顔が絶えない。

(真柴健 / Ken Mashiba)

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