ドラ1の“覚醒”を「待ってたよ」 逆襲へ期待高まる.600…25歳は「レギュラーになれる」

広島・中村奨成【写真:小林靖】
広島・中村奨成【写真:小林靖】

猛打賞の活躍で「1番・中堅」起用に応える

■広島 7ー1 ヤクルト(23日・マツダスタジアム)

 地元出身の未完の大器が、今季こそ開花となるだろうか。広島の中村奨成外野手が23日に本拠地マツダスタジアムで行われたヤクルト戦に「1番・中堅」で先発出場。3安打2得点の活躍でチームの勝利に貢献し、ファンも「脱皮したな」「待ってたよ」と歓喜の声を上げている。

 1回、ヤクルトのベテラン石川雅規投手から8球目を左翼線への二塁打を放つと、2回も先頭打者として左へ二塁打。いずれも本塁を踏んで得点を記録し、今季初の「1番」起用に応えた。3回も中前打を放つ猛打賞で打線を牽引し、チームは7-1で快勝した。

 広陵高時代の2017年には夏の甲子園で大会記録を更新する6本塁打を放ち、準優勝を経験。だが、プロ入り後は1軍に定着できないまま。昨季から背番号が「22」から「96」に変わるなど、8年目で正念場のシーズンとなっている。

 しかし、今季はこれで5試合で10打数6安打の打率.600。ようやくの開花を期待させる活躍にSNSでは「成長を感じる」「覚醒せーよ」「信じとった」「未来は明るい」「やっとモノになってきた」「スタメンで見たい」「レギュラーになれる」「感動したで」と期待の声が相次いでいる。

(Full-Count編集部)

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