大谷翔平に「いい仕事ができた」 敵将ご満悦…二、三塁でも敬遠策を取らなかったワケ

カブスのカウンセル監督「彼の後ろを打つ選手も結構いい」
【MLB】カブス 7ー6 ドジャース(日本時間24日・シカゴ)
ドジャースの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地でのカブス戦に「1番・指名打者」で出場し、5打数1安打。チームは6-7で敗れて2連敗を喫した。1点を追う6回2死二、三塁で大谷が打席に入ったが遊飛。カブスのクレイグ・カウンセル監督は、敬遠策を取らなかった理由を明かした。
ドジャースは6回、アンディ・パヘスのソロ本塁打で1点差に迫り、なおも2死二、三塁の好機で大谷が登場した。しかし、34歳左腕ボイドに対して遊飛に倒れ、逆転機を逃した。敬遠策を取っても不思議ではない場面だったが、カウンセル監督は「もちろんオオタニは世界で最高の打者の1人ということは理解している。塁も空いていたし、ブルペンも準備できていた」とした上でこう続けた。
「でも、彼の後ろを打つ選手も結構いい。だからコースを広げようと思った。ベテラン投手(ボイド)を信用したいと思った。彼、そしてチームとしてもこの試合を通じてオオタニに対していい仕事ができていた。(ボイドは大谷に対してしっかり)投げ切ってくれた。ビッグ・アウトだった」
大谷はこの日、それまでの打席で左飛、右前打、左飛。打撃内容や最悪歩かせてもいいという考えの下で勝負を選択したようだ。この2試合で大谷に対して9打数1安打。大谷を封じて連勝を飾った指揮官はご満悦の様子だった。
(Full-Count編集部)