大谷翔平の“不振”に「慣れていない」 得点圏で凡退…指揮官が注文「ヒットで十分」

復帰3試合目で初安打も…好機で2度凡退
【MLB】カブス 7ー6 ドジャース(日本時間24日・シカゴ)
ドジャースは23日(日本時間24日)、敵地で行われたカブス戦に6-7で敗れて2連敗。デーブ・ロバーツ監督は試合後、6回2死二、三塁の好機で平凡な遊飛に倒れた大谷翔平投手を「大振りになってしまった」と振り返った。
続けて「長打を打つチャンスではあるけど、あの場面でヒットで十分だ」と注文。さらに「このシリーズもそうだけど、彼が復帰したレンジャーズとのカード最終戦でも、スイングが少しアグレッシブになりすぎていた。いつもと比べて大振りになっている」と当たりが出なかった原因を語った。
大谷は初回無死の第1打席は左飛。3回1死一、二塁で迎えた第2打席は3球目のスライダーを右前に運んで満塁の好機を演出。だが、5回1死一、二塁の第3打席は左飛。1点を追う6回2死二、三塁の第4打席の好機では遊飛に倒れた。9回1死の第5打席は空振り三振と、5打数1安打。2度の好機を生かせなかった。
大谷の不振について指揮官は「私たちは慣れていないことだ」と言及。「頑張りすぎているのかわからないけど……四球は何個か選んでいるけど、四球を選ばずにアウトになっている場面も何回かあった。最後のアウト(9回1死の第5打席)がそのいい例だ」と課題を挙げた。
大谷は「父親リスト」から復帰後の初戦は3打数無安打、前日の試合も今永昇太投手に完璧に抑えられるなど4打数無安打で、この日を含めて12打数1安打と結果が出ていない。
(Full-Count編集部)