菅野智之を地元メディア絶賛「ワクワクさせる」 3勝目逃すも…達成した4人目快挙

2試合連続で「7回&無四球」は過去10年間では球団4人目
■ナショナルズ 4ー3 オリオールズ(24日・ワシントンDC)
快投に賛辞が続出した。オリオールズの菅野智之投手は23日(日本時間24日)、敵地ナショナルズ戦に先発。2被弾を浴びたものの、7回を投げて5安打3失点の粘投を見せた。米番記者は「実にワクワクさせる」と右腕を称えた。
菅野は初回、新進気鋭のジェームズ・ウッド外野手に特大アーチを許すと、ジョシュ・ベル内野手にも軽々スタンドインされ、早々に3点を失った。しかし、以降は立て直して凡打の山を量産。奪三振は1個ながらも、2試合続けて無四球と制球力が光った。
地元紙「ボルティモア・サン」のジェイコブ・カルビン・メイヤー記者は、「今夜もトモユキ・スガノが素晴らしいピッチングを見せた。他のオリオールズの先発陣の不調を考えると、彼の投球効率の良さと冷静さは実にワクワクさせる」と絶賛。降板後には成績を列挙し、「健康な最高のオリオールズ先発投手が、またやった」と称賛した。
また同紙のマット・ウェイリッチ記者は、過去10年間のオリオールズ投手で2試合連続7回以上を投げて無四球を記録した投手を紹介。今回の菅野を含めてわずか4人だけとし、その安定感を伝えた。
メジャー3勝目とはならなかった35歳。それでも、先発陣のチーム防御率は6.08と崩壊するスターターの中で、抜群のパフォーマンスを披露している。
(Full-Count編集部)