ド軍は「なぜ手放した」 逸材を放出→敵球団で“主砲”、新天地で発揮する実力

レッズのギャビン・ラックス【写真:Getty Images】
レッズのギャビン・ラックス【写真:Getty Images】

9試合連続安打のラックス

【MLB】レッズ 5ー2 マーリンズ(日本時間24日・マイアミ)

 レッズのギャビン・ラックス内野手が好調だ。23日(日本時間24日)の敵地マーリンズ戦では「4番・左翼」で出場し、初回に先制適時打をマーク。これで連続試合安打を9に伸ばした。この日は3打数1安打で打率はチームトップの.316となっている。

 ラックスは、昨季はドジャースで139試合出場に出場。打率.251、10本塁打50打点をマーク。7月、8月はともに月間4本塁打、OPS.880を超える好成績だった。しかし、チームはオフにキム・ヘソン内野手を獲得し、内野陣が飽和状態となったことで、チームは放出を決断した。

 赤いユニホームに袖を通した今季は、オープン戦で打率.300、2本塁打とアピール。翌13日(同14日)からは9試合連続安打を記録。今季は外野も守っており。左翼手として16試合に出場。13試合で4番を務めるなど、1本塁打12打点、OPS.837の好成績をマークしている。

 レッズ公式X(旧ツイッター)が適時打の動画を公開すると、ドジャースファンと見られるユーザーからは「なぜ彼をトレードで手放した」「スーパースターになれたかもしれないのに」と嘆きの声があがっていた。

 データサイト「ファングラフス」によると、22日(同23日)の時点でBABIPが.442と高い数値。昨年までは3割前半を記録していたため、現状は“運がいい状態”とも言える。しかしながら、BB%(四球率)がここまで15.6%(昨年は9.0%)を記録しているのはいい傾向と言えるだろう。

(Full-Count編集部)

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