山本由伸の“まさかの順位”に「どうして」「ダメだ」 MLB公式の格付けで異論続出

ドジャース・山本由伸【写真:ロイター】
ドジャース・山本由伸【写真:ロイター】

MLB公式サイトのサイモン記者、先発投手のパワーランキング公開

 MLB公式サイトのアンドリュー・サイモン記者が、先発投手のパワーランキングを公開。ドジャースの山本由伸投手は7位にランクインしたが、これにファンからは「どうして1位ではないんだ」などと異論が噴出している。

 このランキングは、MLB公式サイトのデータ部門が設けた基準をベースに格付け。「過去365日間の投手のパフォーマンスを考慮し、最近のパフォーマンスがより重要視されている。先発投手にとっては、良くも悪くも1~2登板がこのリストに大きなインパクトを与えることになり得る」と説明している。

 1位には22歳ですでに圧倒的存在感を放っているパイレーツのポール・スキーンズ投手を選出。8日(日本時間9日)のカージナルス戦でキャリアワーストの自責点5だったものの、以降の2登板は合わせて13回で自責点3だったことに言及している。昨年5月半ばにメジャー昇格を果たした怪物右腕は、23先発登板で11勝3敗、防御率1.96、170奪三振を記録し、サイ・ヤング賞投票で3位に入り、新人王に輝いた正真正銘の逸材だ。

 2位はレッドソックスのギャレット・クロシェット投手、3位にはジャイアンツのローガン・ウェブ投手が入った。そして7位の山本については、昨季故障による離脱期間に触れ「(MLBに)アジャストする序盤の期間を終え、本領を発揮しようとしていたと思われる時に、腕の怪我で2か月が犠牲になった」としている。今季は開幕から才能を存分に発揮し、特に直近2登板では13回を投げ無失点、19奪三振を奪い絶賛の声がチーム内外から相次いだ。

 今季はこれまでに5試合で3勝1敗、防御率0.93と圧倒的な数字を残している山本について、7位の結果に一部ファンからは不満が募った。SNS上には「ヤマモトの防御率は0.93だぞ」「ヨシはトップ3に入ってなきゃダメだ」「ヨシは文字通りサイ・ヤング賞だ」「ヤマモトが7位だと!?」との声が並んだ。

(Full-Count編集部)

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