長女誕生後12の1…大谷翔平に米記者も不安視 気になる“心労”…「途方に暮れている」

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

ロバーツ監督は指摘「いつもと比べて大振り」

【MLB】カブス 7ー6 ドジャース(日本時間24日・シカゴ)

 まさかの不振が続いている。ドジャース・大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地でのカブス戦に「1番・指名打者」で出場して5打数1安打だったが、単打1本で好機では凡退。「父親リスト」復帰後は12打数1安打となり、地元記者は大谷が“負の力”を手にしたことに不安げな様子だ。

 大谷は真美子夫人の出産のため、18日(同19日)に「父親リスト」入り。19日(同20日)に第1子となる長女の誕生を報告した。2試合欠場を経て敵地レンジャーズ戦から戦線に戻ったものの、復帰戦は3打数無安打、前日の同カードは4打数無安打3三振と凡退した。この日も第1打席は左飛だったが、第2打席で右前に落とし、パパとしての初安打を放った。

 しかし、以降の打席は好機で凡退。復帰後3試合で打ったのはポテンヒットによる“らしくない”安打だけとなった。ドジャース専門ポッドキャスト「インサイド・ザ・ラビーン」で司会を務め、米スポーツ局「ESPN」の番組にも出演するブレイク・ハリス氏は「お父さんパワーの反対が何であれ、ショウヘイ・オオタはそれを手に入れてしまったようだ」と指摘。子ども誕生でさらに上昇するものと期待していたが、逆の方向に働いていると言及した。

 米ファンもハリス氏に同調したようで、「今のオオタニは途方に暮れているように見えるよ」「彼には1か月くらい調整期間を与えた方がいい」「パパストレス?」「今シーズンの彼はひどい!」「彼は明らかに試合に集中できてない。早く調子を戻してほしい」との声も。一方で「生活が大きく変化したのだから、少しの間は寛容に見守るべきだろう」「彼はすでに寝不足だろう」「赤ちゃんが生まれたドジャースの選手はみんなそうでしょう」「赤ちゃんが生まれた後に活躍するMLB選手なんて見たことないよ」と、生活が変わった影響を気にするファンもいた。

 デーブ・ロバーツ監督は試合後、「このシリーズもそうだけど、彼が復帰したレンジャーズとのカード最終戦でも、スイングが少しアグレッシブになりすぎていた。いつもと比べて大振りになっている」と“注文”をつけた。ドジャースは幸い、24日(同25日)が休養日。うまく疲労をとって、本拠地で復調する姿を誰もが望んでいる。

(Full-Count編集部)

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