阪神の佐藤輝が8号3ラン 巨人・岡本を突き放し本塁打と打点でトップに

伝統の一戦での一発に甲子園大歓声
■阪神 ー 巨人(25日・甲子園)
阪神の佐藤輝明内野手が25日、本拠地・甲子園球場での巨人戦に「4番・三塁」で先発出場。3回にリーグ単独トップを走る8号3ランを放った。伝統の一戦で巨人を突き放す豪快弾で、甲子園は大歓声に包まれた。
13打席ぶりの安打は、同じ7本でトップに並んでいた巨人の岡本和真内野手の目の前で、単独トップとなる一発だった。3回1死一、二塁で巨人の先発・赤星優志投手のフォークを完璧にすくい上げ、バックスクリーン左に運んだ。打点でも21打点となり、岡本の20打点を抜いて2冠でトップに立った。
20日にも甲子園球場で行われた広島戦でバックスクリーン左に1試合2本塁打を放っており、甲子園で3発目となった。これで今季は21試合で8本塁打、21打点。昨季はプロ入り以来最少の16本塁打にとどまったが、今季はシーズン54発ペースで開幕から量産している。