米識者の“大谷強調”に懐疑的な声 無双ジャッジへの「オオタニ以来」で指摘続出

ドジャース・大谷翔平(左)とヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平(左)とヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】

“大谷マニア”として知られるバーランダー氏が主張

 米スポーツ局「FOXスポーツ」でアナリストを務めるベン・バーランダー氏が23日(日本時間24日)にX(旧ツイッター)を更新。4割超えの打率をマークするヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手の成績を紹介。今季の活躍を称賛しつつも、大谷翔平投手を引き合いに出したことから、「オオタニって誰だ? 野球の王様は1人だけだ」「醜態をさらしているぞ」と“反論”も相次いでいる。

 エンゼルス時代から“大谷推し”として知られるバーランダー氏は、ジャッジの今季と昨季の成績を紹介。「これは馬鹿げている。2024年のショウヘイ・オオタニ以来では、ここまで優れた打者をこの目で見たことがない」と称賛した。

 大谷は昨年打率.310、54本塁打130打点、OPS1.036、59盗塁をマークし、満票でナ・リーグMVPを受賞。一方で、ジャッジも打率.322、58本塁打114打点、OPS1.159をマーク。打撃成績では大谷より高い数字を残していたのが現実だ。

 バーランダー氏は「2024年のショウヘイ・オオタニ以来では」と、昨年は“ジャッジより大谷が上だった”とも捉えられる投稿をしたことから、一部のファンからは「ショウヘイ・オオタニより断然上だよ」「どうやったら昨年ショウヘイの方がジャッジより上だったと考えられるんだ」「ジャッジはオオタニよりいい打者だ」「ショウヘイ・オオタニはキャリアを通じてここまでいい打撃をしたことはない」と、反論の声が寄せられていた。

 大谷は「50-50」という史上初の偉業を達成。一方のジャッジもア・リーグ最多62本塁打を放った2022年を上回るOPS1.159をマーク。2020年代を引っ張る2人の最強打者は、今後も比較され続けることだろう。

(Full-Count編集部)

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