山本由伸は「らしくなかった」 自責点1も…渡米後ワースト4四球、チームは3連敗

試合後、取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:真柴健】
試合後、取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:真柴健】

山本は3失点ながらも自責点1

【MLB】パイレーツ 3ー0 ドジャース(日本時間26日・ロサンゼルス)

 ドジャースは25日(日本時間26日)、本拠地でのパイレーツ戦に0-3で敗れて今季ワーストタイの3連敗となった。完封負けは今季2度目。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「今夜のヨシは、らしくなかった。制球力がね」と、先発した山本由伸に言及した。

 敵地でのカブス戦に連敗し、休養日を明けての本拠地6連戦の最初の試合。先発のマウンドを託されたのは、ここまで5試合に先発し、3勝1敗、防御率0.93の山本だった。しかし、初回先頭に四球を与え、盗塁と適時打で先制を許した。連続無失点イニングは18回2/3でストップした。

 この日は渡米後最多の4つの四球を出した。それでも粘りの投球を見せたが、5回に失策を機に2失点を喫し、5回3失点(自責点1)の内容だった。しかし、昨季のナ・リーグ新人王、ポール・スキーンズ投手を相手にしては、痛すぎる失点だった。

 試合後のロバーツ監督は、エース右腕に対し、「直球の制球力を欠いていた。変化球も。球数が増えていった。特に初回。通常であれば制球力が素晴らしいのだが、今夜は(普段と比べると)あまりピンポイントではなかった」と、まさかのコントールの乱れに驚いたようだ。2敗目を喫したものの、山本は依然リーグトップの防御率1.06をマーク。次戦の投球に期待したい。

(Full-Count編集部)

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