“軽打”で柵越え…巨人20歳が「恐ろしいわ」　チーム2冠、高まる待望論「支配下はよ」

巨人ティマが5号…“軽打”も楽々柵越え

　巨人の育成、フリアン・ティマ内野手が25日、ジャイアンツタウンスタジアムで行われたイースタン・リーグの日本ハム戦で衝撃アーチを放った。“軽打”したように見えるが、打球は左翼フェンスを越えて今季5号。ファンは「ロマンの塊すぎる」「支配下はよ」と声をあげている。

　2点リードの8回、日本ハムの右腕・山本拓実の141キロを捉えた打球は高く上がって左翼フェンスを越えた。軽く振っているように見えるがグングン伸び、今季5号。衝撃の一発だった。

　ドミニカ共和国出身で20歳のティマは、2021年2月に巨人と育成契約した。2023年は2軍で1試合を経験し、昨季は111試合で打率.251（359打数90安打）、53打点。イースタン・リーグ2位の15本塁打をマークした。今季はここまで25試合で打率.289（90打数26安打）、5本塁打14打点。本塁打と打点はチームトップだ。

「DAZN」がX（旧ツイッター）に「脱力打法」として動画を投稿すると、ファンも驚いたようだ。「1軍ですぐ使って！」「軽く打ったようなホームラン」「あかんはよ1軍で見たすぎる」「ロマンあるよな～本当に」「エグイな」「バケモン」「打った瞬間はレフトフライ」「支配下にして」「何で入るねん」「恐ろしいわ」とコメントが寄せられている。

　巨人の支配下選手は現在64人。上限の70人まで余裕がある。2桁背番号を得るのか、今後の打棒に注目だ。