打てない大谷翔平…米ファンが“イライラ” ド軍メディアも驚きの光景「みんな落ち着いて」

「父親リスト」から復帰後は16打数2安打
【MLB】パイレーツ 3ー0 ドジャース(日本時間26日・ロサンゼルス)
場内にため息が漏れた。ドジャース・大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、本拠地でのパイレーツ戦に「1番・指名打者」で出場するも、4打数無安打に終わった。直近では16打数2安打の打率.125。第4打席を終えると、米メディアは本拠地ファンに“怒り”が広がったことを伝えた。
大谷は昨季の新人王、ポール・スキーンズ投手の前に第1打席は中飛、3回1死二塁の第2打席は投ゴロ、そして5回2死二塁の好機では空振り三振に終わった。さらに8回1死の第4打席も中飛に打ち取られた。チームは今季初の完封負けとなった。
大谷は真美子夫人の第1子出産のため、18日(同19日)に「父親リスト」入りし、2試合欠場。この日は22日(日本時間23日)のカブス戦の初回の第1打席が三失策からヒットに記録が訂正されたものの、復帰後は16打数2安打、しかもいずれも単打と大谷らしい打撃が鳴りを潜めている。
ドジャース専門メディア「ドジャーブルー」は第4打席後、自社X(旧ツイッター)を更新。「ファンはオオタニの打席に少しイライラし始めている」とし、“打てない主砲”に憤りを感じる雰囲気が広がっていることを指摘した。それでも、同メディアは「でも、みんな落ち着いて。彼はまた軌道に乗っていくから」と、不振は一過性のものだと呼びかけている。
敵地遠征を終え、休養日を挟んだものの快音響かなかった大谷。本拠地6連戦で果たして、以前のような豪快なバッティングを取り戻せるか。チームも3連敗する中、その打棒に注目が集まる。
(Full-Count編集部)