来日直後にマイナー降格も…奮闘するド軍27歳“.750” 再びメジャーへ、描く2年前の再来

ドジャースのジェームズ・アウトマン【写真:Getty Images】
ドジャースのジェームズ・アウトマン【写真:Getty Images】

エンゼルス3A戦で4打数4安打…9試合連続安打を記録

 ドジャースのジェームズ・アウトマン外野手が奮闘している。25日(日本時間26日)にエンゼルス傘下3Aソルトレイク戦で4打数4安打の猛打を披露。これで9試合連続安打となった。メジャー昇格に向けてアピールを見せている。

 第1打席で右前打を放つと、その後も中前打、右前打、遊撃内野安打とフィールド全方向にヒットを打ち分けて4の4。今季成績は24試合で打率.245、5本塁打、OPS.793となった。序盤戦の不振でまだ飛び抜けた成績ではないものの、直近9試合でいずれも安打を記録し、その間は打率.417、長打率.750と絶好調だ。

 27歳は2023年に151試合出場で打率.248、23本塁打、70打点、16盗塁を記録し、新人王投票3位に入った。しかし、昨年はマイナー落ちを経験するなど、53試合で打率.147、4本塁打、OPS.521。今年は東京シリーズのロースター入りして来日したものの、昨年8月に美人妻との間に長女が生まれたことで家族は帯同しなかった。自身は出場することなく、その直後にマイナー降格が決まった。

 ドジャースの外野陣は、テオスカー・ヘルナンデス、トミー・エドマン、マイケル・コンフォート、アンディ・パヘスら層が厚い。一方でエドマンとT・ヘルナンデス以外は絶対的な存在ではなく、走攻守の総合力を考えればアウトマンにも勝機はあるはず。果たして、かつての姿を取り戻し、再びメジャーの舞台で躍動することはできるだろうか。

(Full-Count編集部)

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