巨人戦で飛び出した「世紀に残るファインプレー」 阪神24歳に大興奮「忍者が甲子園に」

阪神・小幡竜平【写真:小林靖】
阪神・小幡竜平【写真:小林靖】

8回1死満塁からキャベッジのライナーを好捕

■阪神 6ー2 巨人(26日・甲子園)

 超ファインプレーに聖地が揺れた。阪神・小幡竜平内野手が26日、甲子園で行われた巨人戦で弾丸ライナーをダイビングキャッチする好守を披露した。試合の流れを変えた美技に「忍者が甲子園におるとは……」「いや、マジで凄いって言葉以外出てこない」と、虎党も感謝と称賛を送っている。

 ビッグプレーが飛び出したのは、2-2の同点で迎えた8回1死満塁の場面だった。打席にはトレイ・キャベッジ外野手。カウント2-1から及川雅貴投手の147キロ直球を捉え、弾丸ライナーで三遊間を襲った。巨人ファンの歓声、タイガースファンの嘆きの声が上がった。その時だった。

 小幡が長い手足を生かしてジャンプ一番好捕。体を地面に打ちつけながらも、ボールは最後までグラブに収め、大きなアウトをもぎ取った。キャベッジも呆然とする超絶美技。中継した放送局では、アナウンサーが「すごい……言葉にならないくらいの反応……いやーすごい」と“絶句”していた。

 ファンも同じく言葉にならない様子だ。「使い続けるしかないスーパープレー」「全ての流れを変えた」「何回でも見れるわ」「3打点分くらいの価値のあるビッグプレー」「メジャーリーガーのような守備」「変態やん笑」「これで試合決まったよな」「世紀に残るファインプレー」と称賛の声で溢れた。

 延岡学園高から2018年ドラフト2位で阪神に入団した24歳。なかなかレギュラー定着は果たせていないものの、昨季は木浪の離脱時に正遊撃手としてプレーした。今季は13試合で打率.161と苦戦しているものの、持ち味の守備で貢献している。

(Full-Count編集部)

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