3安打の大谷翔平「いいきっかけになれば」 佐々木朗希を評価「安定している」

勝利後のインタビューで佐々木の力投も評価
【MLB】ドジャース 8ー4 パイレーツ(日本時間27日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、本拠地でのパイレーツ戦に「1番・指名打者」で出場し、5打数3安打1打点の活躍で打率を.277に上げた。「父親リスト」から復帰後初の3安打&初打点。チームは8-4で逆転勝ちを収め、連敗を3で止めた。試合後のインタビューで「最近あまり打てていなかったので、いいきっかけの試合になればいいと思います」と振り返った。
「父親リスト」から復帰後は4試合で16打数2安打2四球0打点6三振。不調を払拭する3安打に「明日また切り替えて、毎日いいパフォーマンスができるように頑張りたい」と意気込んだ。11安打8得点で連敗を止めたチームについて「雰囲気が悪いっていうことはもちろんないですけど、やっぱり勝ちがないと乗ってこないと思うので、全員が打っていい試合になったんじゃないかなと思います」と語った。
大谷の前の9番を打ったアンディ・パヘス外野手は、この試合で3安打と復調の兆しを見せた。「スタートにちょっと苦しんでましたけど、最近の試合は中心になっていい活躍、素晴らしい活躍だなと思うので、後ろを打たせてもらって頼もしく見てます」と称えた。
先発し、6回途中3失点でメジャー初勝利はお預けとなった佐々木朗希投手については「本当に安定していると思いますし、欲しいところで三振が取れている」と評価。「最後の1人まで抑えられたら本人的には良かったと思うんですが、また次の試合に期待したいですし、その試合で打てるように頑張りたい」と次戦での援護を約束した。
大谷は1点を追う初回無死の第1打席、2球目のスライダーを捉えてセンターへの二塁打を放つと、テオスカー・ヘルナンデス外野手の右適時打で生還。5回1死の第3打席では右翼線三塁打を放ち、フレディ・フリーマン内野手の適時打で本塁を踏んだ。1点を追う7回1死一塁の第4打席は5球目の直球を弾き返して左中間を破る同点適時二塁打を放った。
大谷は18日(同19日)に真美子夫人の出産に備えて父親リスト入り。翌19日(20日)に女児の誕生を自身のインスタグラムで報告。2試合欠場し、20日(同21日)の敵地・レンジャーズ戦で復帰していた。この日は7試合ぶりの3安打を放ち、父となって初打点も記録。7回1死二塁の走者時には果敢にスタートを切って三盗も決めた。
(Full-Count編集部)