大谷の父親リスト入りでメジャー昇格→2試合で“戦力外” 通算169発の33歳、選んだ茨の道

大谷復帰に伴いDFA…通算169発のロサリオがFAに
ドジャース・大谷翔平投手が父親リスト入りした際にメジャー契約を結んだものの、大谷の復帰とともにDFA(事実上の戦力外)となったエディ・ロサリオ外野手が傘下3Aでのプレーを拒否し、フリーエージェントになった。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が伝えている。
今年2月にドジャースとマイナー契約を結んだロサリオは傘下3Aで打率.339(59打数20安打)、2本塁打をマーク。大谷の父親リスト入りに伴い、18日(日本時間19日)にメジャー昇格した。しかし、2試合出場で4打数1安打。20日(同21日)に大谷が復帰すると、メジャー出場前提の40人ロースターから外れるDFAとなった。
記事によると、ドジャースは傘下3Aオクラホマシティに送ろうとしたが、ロサリオは拒否。25日(同26日)にFAとなった。記事は「ロサリオはドジャースでの短い期間中、オオタニが不在時に2試合に出場し、ジェイコブ・デグロムとネイサン・イオバルディという手強い右腕投手と対戦した」と言及。イオバルディから1安打を記録したが、「どちらの試合でも大きなインパクトを残せなかったものの、4打席全てでボールをインプレーにした」と伝えている。
メジャー通算169本塁打を誇るロサリオは、プエルトリコ出身の33歳。2015年にツインズでデビューし、2017年から3年連続で20本塁打&70打点をクリアするなど活躍した。昨季はナショナルズとブレーブスでプレー。計91試合で打率.175、10本塁打、35打点だった。
記事は傘下3Aオクラホマシティでの14試合では打率.339、wRC+137という「素晴らしい数字をマークした」と解説。20本の安打の内8本が長打で、「彼が行き先について柔軟に対応するなら、別のマイナーリーグ契約を結ぶ可能性は十分にある」としている。
(Full-Count編集部)