大谷翔平の善意を…元ド軍有望株が「転売ヤー」に? “お宝”放出へ、米メディアため息

インスタグラムのストーリーズに「売却または交換」
まさかの行為に冷たい視線が注がれている。かつてドジャースで有望株だった元マイナーリーガーが、大谷翔平投手のサインが入ったスパイクの「売却または交換」を企てており、米メディアは「経歴に、貴重なグッズの売人という新たな一面を加える」と皮肉を込めて報じている。
米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」が26日(日本時間27日)に、この問題を報じた。かつてドジャース傘下でプレーしたケンダル・ウィリアムズ投手は2024年1月、自身のインスタグラムに大谷とのツーショット写真を投稿。手には水色のニューバランスのスパイクを持っており、つま先付近にはサインが見える。
同誌によると、ウィリアムズはインスタグラムのストーリーズに当時のツーショット写真を載せて「売却または交換」との文面を投稿。ウィリアムズは2024年8月にマイナーリーグ契約を解除されており、同誌は「そのキャリアは終わったと思われていたが、これでウィリアムズはドジャースでの経歴に、貴重なグッズの売人という新たな一面を加えることができるだろう」と評した。
ウィリアムズは2019年のドラフト2巡目でブルージェイズに指名され、2020年にロス・ストリップリング投手との2対1のトレードでドジャースに入団。有望株と評価されていたが、メジャーでの登板はなく、マイナーリーグでの成績は5年間で通算14勝26敗、防御率4.68に終わっている。大谷の善意に対する裏切りに、同誌は「現時点で、彼はまだ(どことも)契約を結んでいないので、このサイン入りスパイクの販売は大きな利益をもたらすだろう」と皮肉を込めた。