バックから見届けた佐々木朗希の粘投 殊勲のテオが明かした“変化”「今の彼は」

T・ヘルナンデス「今の彼は投げるべきところに投げている」
【MLB】ドジャース 8ー4 パイレーツ(日本時間27日・ロサンゼルス)
ドジャース・佐々木朗希投手は26日(日本時間27日)、本拠地でのパイレーツ戦に先発し、5回2/3を投げ5安打3失点。メジャー6度目の先発も初勝利はお預けとなったが、決勝アーチを放ったテオスカー・ヘルナンデス外野手が開幕からの成長を口にするなど、チーム内での信頼は高まっている。
佐々木はクルーズに先頭打者弾を許したが、2回から4回まで0を並べるなど粘りの投球。メジャー最多の93球を投げて試合をつくり、終盤の逆転勝利に繋げた。
その投球を高評価したのが初回に適時二塁打、8回に勝ち越しの7号ソロを放ったT・ヘルナンデスだ。試合後、「彼はどんどん良くなっていると思う。シーズン最初の頃は制球力が少し足りていなかったかもしれないけど、今の彼は投げるべきところに投げていると思う。彼は(制球力に)自信を前より持っているね。(投球が)これから良くなっていくだろうね」と賛辞を送った。
開幕当初は制球に苦しむ場面が多かったが、この日の与四球は2。93球の内53球がストライクで、佐々木本人も「いい軌道で投げられている。コントロールもある程度思うところに投げられるようになってきた」と手応えを口にした。
同僚選手からの信頼も高まってきた右腕。メジャー初勝利はそう遠い日ではなさそうだ。
(Full-Count編集部)
