バウアー、611日ぶり白星 復帰後初勝利は8回1失点10K…中4日で129球力投

4度目の先発で初勝利
■DeNA 2ー1 広島(27日・横浜)
DeNAのトレバー・バウアー投手が27日、本拠地・横浜スタジアムで行われた広島戦に先発登板し、今季4試合目の先発で初勝利を飾った。日本球界では611日ぶりの勝利となった。
初回には広島の重盗を仕掛けられる間に先制を許し、四球判定にはガックリ肩を落とすと“Why?”とばかりに首をすくめる場面も。しかし、ここから立て直し、2回から8回までゼロを重ねた。1点リードの8回には1死から中村奨に三塁打を浴びるも、後続から2者連続三振を奪って雄たけびを上げた。中4日で8回129球を投げ、10奪三振の力投だった。
2年ぶりの日本復帰だったが、これまで3試合で3連敗。3月29日の中日戦では6回1失点と好投するも、打線の援護に恵まれず。11日のヤクルト戦では3回まで無失点も雨天でノーゲームに。16日の巨人戦では岡本和に2本塁打を浴びるなど5回5失点と打ち込まれ、22日の阪神戦でも7回4失点を喫し、開幕から3連敗となっていた。
2020年にサイ・ヤング賞を受賞し、2023年にはDeNAで10勝をマーク。今季は2年ぶりに日本球界へ復帰し、2023年8月25日の中日戦以来611日ぶりの白星を挙げた。待望の今季初勝利で、チームを勢いづける存在となるだろうか。